“地方にakippaが少ない!” その理由を検証する

akippaてほんとうに儲かるの?」には多くのご質問がありましたが、その中で儲かる、儲からないには直接関係はないのですが、お問い合わせの多かったのは、akippaが地方に少ないということに関するものでした。まずはご質問の典型例をご紹介します。

先日3泊4日で九州旅行に行ってきました。2~3ヶ月前にネットでakippaを見つけ、これは便利と登録して大阪市内で試しに利用してみると、これがとても便利で安いので、すっかり気に入って何度も利用しました…(中略)

初日に長崎市、二日目に熊本、三日目に大分と廻ったのですが、3泊ともホテルに駐車場がないのは聞いていたので、でかける前にakippaで予約をしようとしました。

ところが…そう…ないのです。熊本には少し離れたところに2か所ありましたが、長崎と大分には基本的にゼロでした。

大阪市内ではあれほど豊富にあるのに、何故akippaは地方にはないのでしょうか

と言うご質問です。

これに関しては、このブログでもakippaに対しては“地方が圧倒的に弱い”ので、会社として考え直してほしいという内容で紹介してきましたが、なぜ地方が弱いかについてご説明を致します。

駐車場文化が弱く、シェアリングに対する意識が低いことも一因

基本的に地方は土地が有り余っています。だからお金を払って駐車場を利用する意識が低いことがあります。もちろんコインパーキングなどはあるのですが、基本的に価格が安いのでakippaを利用する必然性に欠けます。

また、地方にはそもそもシェアリングという文化がある程度広がっているので、わざわざそれをビジネスとして活用するという発想は希薄です。またakippaのようなベンチャー企業の情報が伝わりにくい一面もあります。従ってよほどの情報ツウでない限り”akippaって何?”ということになるわけです。

また、ご提供して頂いた場合でも、想定される1日の価格が200円とか300円くらいですので、1日100~150円の利益にしかならず、10日で1,000円にしかならないなら、別にいらないよという“ゆとり”があるのも地方の特徴です。

これはakippaでも広報活動に力を入れてもらいたいところですが、広がらない理由でもあります。

地方のパーキング業者もakippaのメリットを見いだせていない

それでも例えば、先の長崎市内には地元のパーキング業者を含めて多くの駐車場が操業しています。また大手のコインパーキング業者も進出しているので、余地はあるように思えます。

しかし、豊富な利用実績が期待できるように思えても、実際にはある程度決められたキャパを取り合いすることになるので、akippaなどで空きを埋めるよりかは現状維持のほうが手間もかからないと判断されることが多いようです。

地方だからこそコストのかからないakippaを使ってみるべき

では、現実的に同じ様な立地環境にある地方都市でもakippaの活用は、収益効果が低いのでしょうか。

答えはNOです。実際に地図だけで見ると“こんな場所に”と思えるような物件が、高い稼働率を上げている例が少なくないのです。1日540円でも24~25日稼働すると13,500円の売り上げになり、6,700円の収入になります。

これが高いととるのか、収益とは言えないくらいの収入と考えるのについては人それぞれですが、地方の物価を考えれば、捨て置くのはもったいないのではないかと思います。まして長崎市のような観光地ならなおさらで、特別価格日の設定と合わせれば10,000円を越える収入が期待できるのですから、決して看過できないものでしょう。

また特にakippaは車を停められる空きスペースさえあれば、無料で駐車場として登録ができるため初期投資や維持費用が一切必要ありません。もしコインパーキングなんて設置しようものなら確実に赤字になりますが、akippaならどのような場所でもほぼ確実に黒字になるため、akippaを使わない理由がないくらいです。

空きスペース駐車場が出費額0円で収入になります!

 

さて質問に戻って“akippaは何故地方に少ないか”のご説明をしました。とはいえ一方的に”akippaは地方に弱い”とするのは間違っています。何故なら、シェアリングサービスは提供者がいて成り立つものですから、各社とも地方の物件がとれない環境は同じです。ですから、他のシェアリングサービスサイトでも地方には物件は少ないのは同じなのです。

むしろ他のサイトでは都市部にすら充分な車室は用意されておらず、シェアリングサービスを謳うこと自体無理がある場合がほとんどといえます。その意味でもakippaがリーディングカンパニ-として利便性で他社を圧倒していることもまた事実です。

その上で敢えて苦言を呈しますと、すでにakippaは普通のシェアリングサービスのベンチャー企業の域は越えた存在となっていますので、今後とも地方の物件の獲得には一定の責任感を持って増やして頂きたいと望みます。