「シェアゲート導入の顛末記」ゲート式駐車場を登録したA氏の手記をご紹介します

お客様から「シェアゲートについて、よくわからないことがあるので、質問したい」という連絡を受けたのは1年半前でした。その後、ご質問者(A氏とします)は、シェアゲートに取り組まれ、結果として上々なのだそうです。時折、ご連絡をいただき、経過などをお話しいただいておりましたので、「A様のご経験をまとめていただけないか」と連絡しましたところ、快諾していただきました。

以下は、A様からいただいた「シェアゲート導入の顛末記」です。全文をそのまま掲載いたします。

コインパーキング業者の訪問

いまから思えば、これが問題の始まりでした。大手の名前のよく聞くコインパーキング業者の訪問があり、私の持っている土地を駐車場にしないかと誘いがありました。まあこれは主題ではないので簡単に言うと、駅に近い土地が2ヵ所あったのですが、それをその業者の言うようにゲート式駐車場にしました。ただ場所が良かったのか、普通必要な初期投資も不要で、一部のオプションと電気代は必要ですが、それ以外は毎月、定額の売上げを得てもらえるという条件でした。

最初の2年ほどは問題なく進みましたが、周辺に同じようなコインパーキングができ、大型商業施設ができるようになって、私の提供したコインパーキングの稼働が悪くなっていたのは気づきましたが、定額が入ってくるので、そのままにしていました。その後、毎月の額を下げると一方的に通達してきて、それが不満で解約を申し出ると、契約違反ということで、多額の撤収費用を求められました。

コインパーキング業者の資料では、2か所とも稼働率が下がっていて(当然だ。私のあとに、その業者のパーキングが周りに何か所もできたのだから…)、とても飲めない定額報酬になるし、辞めるには多額の追加費用が必要で、トータルすると確実に赤字になる。私は業者に嵌められたのか?…

akippaのシェアゲートを知る…が…。

ネットで情報検索をしていたところ「シェアゲート」というのを知りました。akippaがしている事業でした。akippaは知っていましたが、ゲート式には対応しないと以前聞いていたので、あまり見ることはなく、自分が旅行など行くときに利用する程度でしたが、「いよいよ、ゲート式にもakippaが使える」ということで、大いに期待しました。いろいろとシミュレーションをしてみて、充分収益化が図れると確信して、申し込みをしようと思ったのが1年前でした。ところが当時の記事などを見ても、今少し詳細が分かり難く、電話をかけて聞いてみたのですが、「場所はどこか? 提供台数は何台?」と立て続けに、何度も聞かれて閉口してしまいました。本当はこちらがいろいろ聞きたいのに、何か足元を見られている気がしました。考えすぎだったかも知れませんが。

勇気を出してもう一度

とは言え、今はシェアゲートの事を詳しく知りたい。もう一度検索すると、ネットの「akippa申し込み専用サイト」というのがあり、お問い合わせフォームがあったので、「シェアゲートについて、よくわからないことがあるので、質問したい」と送ったところ、「時間をお聞かせいただければ、ご連絡する」との返事がきたので、電話で問い合わせすることができました。結果、ゲート式だけでなく、無人立体駐車場でもシェアゲートが利用できることや、登録の手続きを代行してもらえることも知り、即決しました。

シェアゲートの手続きを始めました

日中は、不在が多かったので、最初に返ってきたメールに返信する形で、手続きの希望をすると以下の点をお知らせ下さいと連絡がありました。

①提供する駐車場の場所と提供予定台数(台数はあとからでもよいとのこと)

②現在の駐車場の状況(ゲート式や立駐など)と、使っている精算機やゲートのメーカーと品番

(シェアゲートは90%の機種に対応しているが、希に対応できないものがあるための確認)

③提供する車室の写真やゲート周辺、ゲート機器の写真(HPで利用者にみてもらうため。写真は後でもよいとのこと)

とりあえず①と②を連絡したところ、取り付け可能との返事。申込書などを郵送するので、提供する車室などの撮影をしておいてほしいとの事。どのような写真かの問いに「写真の撮り方」という簡易マニュアルがメール返送されてきました。

シェアゲートの手続きはとんとん拍子に

契約書を返送。返送封筒には切っても添付。ちょっと安心。写真データーもメール送付。あとは担当者の方が代行してくれる。書類に何度も曖昧な部分があり、その都度、連絡をいただき修正。お手数おかけしましたが、無事登録手続き完成。最後に、公開時期や登録台数などを連絡。10台あれば運営し易いとのことでしたが、この台数は希望で変更ができるということだったので、登録を15台して、最初は10台からスタートすることにしました。

最初の問い合わせから10日で手続きが完了して、あとは出来上がり待ち。

(申し込みサイトの方のアドバイスで、コインパーキング業者への連絡もしました。少し手間取りましたが、気が教えてもらって、大変助かりました)

シェアゲート公開。そして現在…

前日、メールで連絡が入り、明日からシェアゲートを公開するとの旨。公開予定のサイトの画像が送られてきましたが、うーん、なるほど結構カッコいい。予約状況や売上げ表、収益金額や提供する車室数の変更なども、全てオーナー専用サイトでできるとあって、大変使い勝手がありました。

オープン初日。akippaの“オーナー用サイト”を見ると、昨日夕刻にakippaのアップしたのを確認したあと、翌朝9時までに8件予約が入っています。この専用サイトって、結構曲者で、予約の状況が分かるだけではなく、その月の報酬額なども分かりますし、また駐車場の価格変更なども簡単にできます。のちのち、結構使いこなしていると思います。

 

さて、私が提供したのはスタート時で、10台分ですので、ほぼ一晩で8件はかなり上々のスタートか?。最初懸念したのは、従来の利用者がakippaに移るだけではということ。でも次の締めのデーターがコインパーキング業者とakippaから送られてきたとき、その疑問もなくなりました。

従来のコインパーキングの部分は少し減。akippaとはダブっておらず、akippa分が上乗せされた形。つまり従来の利用者とakippa利用者は綺麗に分かれているようでした。この傾向は今も大きく変わりません。コインパーキング業者からの振込額は提示通り下がりました。akippa分はそれにプラスされています。

現在、akippaで平日をまとめて予約してくださる利用者が4名おられます。先日お声掛けをさせてもらったのですが、平日(正確に言うと、月~木まで5日)の自動車通勤に使いたいそうで、周辺の月極より超格安となるのでありがたいとのことでした。これなども通常のコインパーキングの価格では絶対利用頂けない方ですので、大変大きなことでした。

先日、コインパーキングをしている同年代の同業者に、この話をすると、彼は否定派なのですが、“その分、正規価格で利用してもらうチャンスを逃しているぞ”と言われました。しかし、実際に活用してみて、それは私の場合は当てはまらないと確信しています。akippaには駐車スペースを提供していますが、akippaには駐車場予約サイトを頻繁に活用される利用者があります。彼らの需要も(つまり収益のことですが)提供してもらっているのは大変な強みです…と言うわけで、シェアゲートの導入経験をご紹介しました。いろいろな考えはあるでしょうが、私はシェアゲート、押しです。